4月のお題は「認知症のはなし」  

 4月1日:「認知症は、ただの老化ではありません」

「認知症」とは、「記憶障害」を伴い、社会生活の困難をきたした状態。
「物忘れ」とは、「家を出る時に、鍵をかけたかどうか」を忘れることではなく、
          「家を出る時に、鍵をかける必要がある」事を忘れること。
「記憶障害」は、脳の故障。
だから、「認知症」の人には、年齢に伴う機能低下を加速する、何らかの原因がある。

4月8日:「認知症を引き起こす原因のあれこれ」

まずは、有名なアルツハイマー病
じつは、一番数が多いのは、脳梗塞や出血などの脳血管の障害
脳も使わないと衰える。
気持ちの変化も重要、気持ちがふさぐと「認知症」が加速することも…

4月15日:「認知症治療のあれこれ」

起きてしまった「認知症」を起きなかったことにすることはできません。
「認知症」は、時間とともに必ず進行していきます。
しかし、薬や行動療法で、進みをゆっくりに変化させることは十分可能です。
だから、「物忘れ検診」での早期発見と早期介入が大事!
意外と難しい「うつ病」と「認知症」の見分け方。

4月22日:「認知症と共に過ごすために」

叱らないで、「認知症」の方も不安なんです。
「普通の記憶」と「感情の記憶」は別勘定、優しい人はわかります。
「相手の反応」は「自分の反応」の鏡です。
「覚えていられない」のだから、繰り返し尋ねているだけ、優しく答えてあげれば、
5分後には、「自分が何を質問したか」も忘れてしまいます。
三歳の子が、もたもたしてても怒りませんよね?相手の時間に合わせて付き合いましょう。

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