10月のお題は「糖尿病のはなし」  

 10月7日:「糖尿病ってなんですか?」

早朝空腹時の血糖が126以上または随時血糖が200以上となっていることです。
糖尿病の代表的な症状は、口渇・多飲・多尿・だるさ・体重減少。
血液中には糖分があふれえていますが、細胞はエネルギー不足になっている?
糖尿病とは、インスリンの効力低下に由来する一連の変化の総称。
じつは、高血糖より怖い低血糖発作。

10月14日:「自前のインスリンが出てるのに、血糖が高い。それが二型糖尿病。」

どうしてインスリンが出ているのに、血糖が下がらないの?
二型糖尿病は、生活習慣病の集大成!
失ったインスリンの感受性を取り戻すことで、完治が可能です。
内服薬での治療が中心となりますが、やっぱり、食事と運動が基本です。
見かけの体重ではなく、筋肉量の増加が改善へのカギとなります。

10月21日:「自前のインスリンが出せない。それが一型糖尿病。」

インスリンは、すい臓の細胞から作られるホルモンです。
二型糖尿病をこじらせ続けると、ついには一型に変化することも…。
自前のインスリンが出せないため、外からの継続的なインスリン補給が必須となります。
サーモスタットが壊れたストーブで、部屋を一定の温度に維持しようと努力しているのと同じ
安定した治療効果を生むためには、安定した生活の維持が一番!

10月28日:「合併症を起こすともう戻れない?」

糖尿病は、高血圧、高コレステロール血症、高尿酸血症、等と同じ、老化促進病の一つ。
これらは皆、血管のダメージを蓄積させていくことで、体の老化を早めます。
痛くもかゆくもないのに、検査結果だけでいろいろ注意されるわけ。
(症状が出てしまってから、症状が起きる以前に戻すことは残念ながらできないんです。)
網膜、腎臓、神経症だけではありません。脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります。

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