第三幕「内科のお医者に出来る事 その二」


プロローグ
「お医者さんは探偵」
 新幹線運転士の居眠りによる停車駅通過事件などを切掛けとして、脚光を浴びる事となった「睡眠時無呼吸症候群」といわれる病気があります。
「眠たい眼をした、太っている人の病気」というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
慢性の頭痛をお持ちの方、夜間の頻尿で悩んでいる方、生活には気をつけているはずなのにやたら血圧の高い方、などなど色々な症状の原因となっているケースもあるのです。
「お医者に聞けば何でも知っている」と思ってはいませんか?
「何も言わなくても、辛い症状の原因をぴたりと当てる千里眼の持ち主」などと考えてはいませんか?
ほんとにそうなら、どれほど楽な事でしょう。
実は、たいていのお医者がやっているのは、表面から見てとれる患者さんの状態の異常、訴えられる症状とその変化の様子を手掛かりに、推理ゲームをやっている様なものです。
正しい手掛かりが多ければ、割と簡単に病気の原因にたどりつけることもありますが、誤った手掛かりに惑わされてとんでもない見込み違いをしでかす事もあります。
ちょっとした思い込みに気付くだけで、もっと快適であなただけのあなたらしい人生を送るため、もっと便利にお医者を使う事が出来るようになれるはず。

北の小さな町にある唯一の小規模公立病院、まさに地域医療最前線で日々投げかけられる訴えに向き合い交わされる会話、ちょっと覗いてみませんか?

★第一診

★第二診

★第三診

★第四診

★第五診
               

[表紙に戻る]