第四幕「お薬との付き合い方 その三」


プロローグ
「お薬で出来る事」
 自分としては特別なことをしたつもりがないのに、突然に下痢や便秘を繰り返す。
病院で採血の検査をしたり、がまんして胃や大腸の内視鏡の検査をやっても「異常なし」と
いわれるのに、なかなかおなかの調子が落ち着かず、辛い症状が続く。
いわゆる「過敏性腸症候群」といわれる病気があるのをご存知ですか?
言われたとおりに薬を飲んでもなかなか落ち着いた生活を送ることができない、かえって、
薬を飲めば飲むほどおかしくなっていく、などと思ってしまう。
でも、それぞれのお薬は、実は、ちゃんと役割を果たしているのです。
ちゃんとお薬が効いているのに症状が良くならないって、どういうこと??
ちょっとした思い込みに気付くだけで、もっと快適であなただけのあなたらしい人生を送るため、
体と折り合いをつけたお薬の使い方が出来るようになれるはず。

北の小さな町にある唯一の小規模公立病院、まさに地域医療最前線で日々投げかけられる訴えに向き合い交わされる会話、ちょっと覗いてみませんか?

★第一診
「病院の薬を飲むと、かえって具合が悪くなる!!」

★第二診
「それが過敏性腸症候群と呼ばれるものです。」

★第三診
「過敏性腸症候群の仕組み」

★第四診
「過敏性腸症候群との付き合い方」

★第五診
「お医者の腕の見せ所=患者さんとの二人三脚」

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