第三幕「お薬との付き合い方 その二」


プロローグ
「風邪のあれこれ」
 前は簡単に治せていたのに、「今度の風邪はやたらしつこい」と感じた事はありませんか?
「熱があるって危険な事」だから、一刻も早く下げなければいけないと思っていませんか?
風邪をひいたと言って病院に行けば、ほぼお決まりの風邪薬が出る。
テレビのコマーシャルでも「風邪、早くなおそ・・・」って様々な薬がある。
それで、「薬さえ飲めば風邪は治るもの」って思っていませんか??
そもそも、風邪って本当に「一つの病気の名前」なのでしょうか?

あれこれ出てくる「風邪にまつわる誤解や疑問」、今回は前編と後編の二部作で解き明かして
みましょう。
ちょっとした思い込みに気付くだけで、もっと快適であなただけのあなたらしい人生を送るため、
もっと安心して風邪と向き合うようになれるはず。

北の小さな町にある唯一の小規模公立病院、まさに地域医療最前線で日々投げかけられる訴え
に向き合い交わされる会話、ちょっと覗いてみませんか?

★前編・第一診
「だって、薬はちゃんと飲んでいるのに!!」

★前編・第二診
「風邪は一つの病気ではありません」

★前編・第三診
「風邪の特効薬は「まくら」」

★前編・第四診
「風邪は万病のもと」


★後編・第一診
「え、熱って下げちゃいけないの!!」

★後編・第二診
「熱があっても、機嫌良く過ごせているなら心配ないのです」

★後編・第三診
「お熱の時は、脱水症にご用心!」

★後編・第四診
「インフルエンザもやっぱり、安静第一!」

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