プロローグ 「風邪のあれこれ」
前は簡単に治せていたのに、「今度の風邪はやたらしつこい」と感じた事はありませんか? 「熱があるって危険な事」だから、一刻も早く下げなければいけないと思っていませんか? 風邪をひいたと言って病院に行けば、ほぼお決まりの風邪薬が出る。 テレビのコマーシャルでも「風邪、早くなおそ・・・」って様々な薬がある。 それで、「薬さえ飲めば風邪は治るもの」って思っていませんか?? そもそも、風邪って本当に「一つの病気の名前」なのでしょうか? あれこれ出てくる「風邪にまつわる誤解や疑問」、今回は前編と後編の二部作で解き明かして みましょう。 ちょっとした思い込みに気付くだけで、もっと快適であなただけのあなたらしい人生を送るため、 もっと安心して風邪と向き合うようになれるはず。 北の小さな町にある唯一の小規模公立病院、まさに地域医療最前線で日々投げかけられる訴え に向き合い交わされる会話、ちょっと覗いてみませんか? |
★前編・第一診 「だって、薬はちゃんと飲んでいるのに!!」 ★前編・第二診 「風邪は一つの病気ではありません」 ★前編・第三診 「風邪の特効薬は「まくら」」 ★前編・第四診 「風邪は万病のもと」
★後編・第一診 「え、熱って下げちゃいけないの!!」 ★後編・第二診 「熱があっても、機嫌良く過ごせているなら心配ないのです」 ★後編・第三診 「お熱の時は、脱水症にご用心!」 ★後編・第四診 「インフルエンザもやっぱり、安静第一!」